感謝の気持ちを伝えるキャンペーン

メッセージカードの作成・配布し、アンケート調査を行いました

2022年4月23日、知床遊覧船KAZU Ⅰの海難事故が発生しました。
被害にあわれた皆様に心よりお見舞い申し上げますとともに、お亡くなりになられた方のご冥福をお祈りいたします。
国内最大規模の甚大な観光船事故であり、地域のみならず国を上げて、再発防止のための改善、制度改訂など様々な取り組みが事故直後から継続的に続けられています。
そんな中迎えた事故後の観光シーズンでは、知床への来訪をためらう声もあり、地域から積極的なお誘いも控えていました。地元斜里町の住民にとっても気持ちの晴れない日々が続いていました。

それでも、応援してくれる声が全国から寄せられ、知床にお越しいただいているお客様がおられました。

今、私たちができることは、
知床を訪れてくれた方を笑顔でお迎えし、まち全体で、ありがとう、の気持ち伝えることだと考えました。

そこで、感謝の気持を伝えるオリジナルメッセージカードを作成し、
趣旨に賛同したホテルや飲食店、土産店など61事業者の皆さんを通じて、
知床に来られた方に配布して頂きました。

「知床に来てくださり、ありがとうございます。
皆さまをお迎えできることに、私たちはあらためて感謝しています。
どうぞまた知床にお越しください。
お待ちしています。」

という共通メッセージに加え、各店のスタンプやコメントを添えて、お渡しいただきました。
宿泊施設はブルーを基調としたカメ岩、宿泊施設以外のお店はグリーンを基調としたオシンコシンの滝の上(旧国道)の2種類のカードを、2022年の8月上旬から11月までで、50,000枚以上を手渡すことができました。

メッセージカードには旅の感想をお聞かせ頂きたくアンケートを兼ねておりましたので、その回答結果を報告させて頂きます。