流氷は春の季語
最終更新: 2020年6月2日
冬になると遠くロシアから知床半島にやってくる流氷。
あまりの寒さに川の水が氷利、
それがそのまま海水と交わらずに
風に流され長い距離を旅してきます。
いつくるのか? いつ帰るのか?
それはもちろん誰にもわかりません。
太陽と風だけが知っています。
今年の流氷は3月でもまだまだ接岸していて
強い北風の次の日は
山脈のように盛り上がっていました。
そんな流氷も、そろそろ吹き始める南風とともに
去って行きます。
流氷こそ、春の訪れを告げる使者なのです。

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