知床コンシェルジュ

ビジターに対するホスピタリティの向上と、効率的で持続可能な問い合わせ窓口の運営

知床を目指すビジターの皆さんが求めるサービスは半日観光から多拠点居住まで多様化しています。関連するデジタル情報が大量に流通していますが、地域と関係を深め、知床ファンになっていただくためには、アナログな実体験の繋がりがより重要です。観光をはじめとする各サービス事業者、団体が運営している問い合わせ窓口は、その最初の繋がりの場となることが多いのですが、十分に人や時間を充てられない悩みがあります。
私たちは、知床コンシェルジュという名前で、知床を訪れるビジターに対するホスピタリティの向上と、効率的で持続可能な問い合わせ窓口運営を両立させるサービスを検討しています。例えていうならば斜里町を一つの宿とした時のフロントディスクで、半日滞在からテレワーク、移住まで、あらゆる問い合わせの最初の窓口を、関係者が協働して運営する仕組みを目指しています。将来はデジタル空間にも、リアルな施設としても、知床ファンが集う場に発展させていきます。

知床の文化をつなぐ

ここに住む私たちが守り、残していかなければいけないものは自然環境だけではありません。アイヌ文化や開拓の歴史、暮らしの中で培われてきた知恵、入植者が故郷から持ち込み融合されて発展した風習、新しく作られていくもの。
私たちは、知床の暮らし、文化を先人たちから受け継ぎ、次世代へそして未来へとつないでいくことを目指しています。